clover craft☘アロマな話

沢山の方にアロマテラピーについて知ってほしい為、アロマに関する話を不定期で更新しています。

精油について(第1弾)

こんにちは。

アロマハンドセラピストのMamiです。

 

精油の種類ってどれぐらいあると思いますか?

Wikipedia情報だと1,500種類ほどとの事ですが、

植物の種類が多ければ多いほど…と個人的には思います。

沢山有り過ぎて初めての場合、選ぶのも一苦労するかと思います。

なので、今回は初心者でも使いやすい精油を紹介します。(第1弾)

 

1.ラベンダー

原料植物名:真正ラベンダー

学名:Lavandula angustifolia(Lavandula offivinalis)

科名:シソ科

主な抽出部位:花

抽出法:水蒸気蒸留法

(AEAJアロマ環境協会アロマ図鑑抜粋)

 

ラベンダーは馴染みがあるかと思います。

ですがどうしてもトイレの芳香剤のイメージが強い方もみえるそうですが、

精油の香りはとても穏やかで「あれ?少し違う?」と思うかもしれません。

一応、研究で知られている効果としては鎮静・抗菌などだそうです。

フランス研究者だったのルネ=モーリス・ガットフォゼは実験中に火傷を負い、

その際にラベンダーの精油をつけた所、火傷の傷が治ったそうです。そこからアロマテラピー(アロマは芳香、テラピーは療法)という言葉が生まれたそうです。

ラベンダーにも種類が沢山ありますが、真正ラベンダーがオススメです。

眠れない時や、不安な時に落ち着く人は多いようです。

私が以前行っていた施設でもハンドトリートメントで人気がありました。

 

2.スイートオレンジ

原料植物名:スイートオレンジ

学名:Citrus sinensis

科名:ミカン科

抽出部位:果皮

抽出法:圧搾法

(AEAJアロマ環境協会アロマ図鑑抜粋)

 

一番馴染みのある香りで男女問わず人気があります。

柑橘系は元気になれるイメージがありますが、実は鎮静効果の両方も持っていて万能なのです。

他にも消化促進の効果もあります。

ただ、果皮から抽出している事と、柑橘系は精油の酸化が他の精油と比べて早いので

大瓶で買わずに生活の木などにある3mlから試す事をお勧めします。

アロマテラピー初心者が必ずと言っていいほど通る道です(笑)

私も一番馴染みがあるからと5mlを購入したら思ったより減らなくて香りが変化してしまう事がありました。(涙)

こちらも施設のハンドトリートメントでも人気があります。

 

3.ユーカリ

原料植物名:ユーカリ・グロブルス

学名:Eucalyptus globulus

学名:フトモモ科

抽出部位:葉

抽出法:水蒸気蒸留法

(AEAJアロマ環境協会アロマ図鑑抜粋)

 

一度は聞いた事があるかもしれないと思います。

ユーカリはケモタイプが沢山あり、店頭でユーカリとして販売されているものの

殆どはこのユーカリ・グロブルスってタイプだと思います。

因みにケモタイプは同じ植物であっても、育った環境の違いによって著しく成分構成の異なるものの事を言います。

ユーカリですと、有名な所だとラディアータ、シトリオドラ(レモンユーカリ)などがあります。

因みに私はラディアータの方がグロブルスより香りが優しくて好きなので

ユーカリ精油を購入する際は必ずラディアータを選びます。

そんなユーカリですが、抗ウイルス作用を持っています。この時期にオススメです。

私は喉の不調を感じた時にユーカリローズマリー、ペパーミントあたりをディフューザーで香らせて眠ると次の日スッキリしていてアロマテラピーを始めてから風邪を引く事がなくなりました。

とはいっても個人差もあると思いますので参考になれば…

あとは、少しツンとした香りがリフレッシュ効果に繋がったり気持ちを切り替えるのにもオススメです。

 

4.ローズマリー

原料植物名:ローズマリー

学名;Rosmarinus officinalis

科名:シソ科

抽出部位:葉

抽出法:水蒸気蒸留法

(AEAJアロマ環境協会アロマ図鑑抜粋)

 

先ほどのユーカリ同様ケモタイプが存在します。

シネオール、カンファー、ベルベノンがあり、お店でよく見かけるのはシネオールかなと思います。

ハーブとして有名なローズマリーは爽やかな香りで、認知症の予防にも期待されています。

ユーカリ同様スッキリしたい時などにオススメです。

また、ローズマリーも抗感染症作用も期待されているのでこの時期にはオススメの精油です。

あまり他のケモタイプは使ったことがないのですが一般的に売られているシネオールが一番使いやすいと個人的に思います。

 

長くなりましたが初心者でも使いやすい精油第一弾でした。

本当はもう少し書きたかったのですが時間と疲労の関係でここまでで…すみません…

また第2弾も近々書いていきたいと思います。

アロマテラピー活用術

こんにちは。

アロマハンドセラピストのMamiです。

前回、精油について堅苦しい内容になってしまいましたが、

今回は活用術について紹介していきたいと思います。

 

1.芳香浴

精油の香りをしっかり出そうとするとどうしても

ディフューサーが必要と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、なくてもできます!

拡散力は流石にディフューサーに劣りますが…

 

一番簡単な方法は、精油ティッシュやハンカチに1~2滴垂らして自分の近くに置く方法です。

ハンカチだと色がついてしまう精油(オレンジ系)もあると思いますのでティッシュがオススメです。

この方法だと本当に自分の周りだけ香らせる感じになります。

 

もう少し香らせるのであれば、コップ(普段使いしないもの)にお湯を張りそこに数滴垂らす方法です。

お湯の蒸気と共に香りが拡散されるのでオススメの方法です。

 

あとはディフューサーなどを使用した方法です。

こちらに関してはディフューサーに説明があるかと思うので割愛させて頂きます。

 

2.沐浴法

無水エタノールに混ぜ希釈した精油をお湯に入れ、全身または手や足のみを浸ける方法です。

※お湯に直接精油を入れると混ざらない為、一度無水エタノールに混ぜてから行った方が良いとの事です。

5ml程度の無水エタノール精油を浴槽や洗面器などに張ったお湯に入れ、よくかき混ぜてから行います。

 

精油使用目安

全身浴…1~5滴

半身・手・足浴…1~3滴(AEAJ公式HP抜粋)

 

精油の中には皮膚刺激注意なものもあるので初めての場合は少量から始めると良いと思います。

少量でもしっかり香ってくれますよ^^

精油の香りとお湯の暖かさでとても心が穏やかになるのでおすすめです。

 

他にも植物油(ホホバオイルやスイートアーモンドオイル)に混ぜて身体に塗布するトリートメント法、精油の成分うを蒸気と共に鼻や口から吸入する吸入法など様々な方法があります。

今回は初心者でもわりかし楽に行えそうな方法のみ紹介させて頂きました。

前回の精油の扱いの注意点を守りつつ楽しく香りを楽しんでいただければと思います。

 

次回は主な精油の種類について紹介していく予定です^^

精油について…(選び方と注意事項)

こんにちは。

アロマハンドセラピストのMamiです。

今回は、前回の記事で出てきた精油について紹介していこうと思います。

 

精油エッセンシャルオイル)とは、植物の花や葉、果皮、樹脂などから抽出したエッセンスの事を言います。

自然のものだからそこまで影響ないでしょと思う方も多いと思いますが、

このエッセンス、植物の力がとても凝縮されておりパワフルなのです。

 

精油は基本的にアロマテラピー専門店で購入する事ができます。

精油を購入する際に注意すべき事があるのでお伝えしたいと思います。

水溶性のエッセンシャルオイルをいうものがあります。

こちらは精油と違い水に溶けるように界面活性剤などが混ざっています。

ここで説明している精油は水溶性ではなく純度100%のエッセンシャルオイルの事です。

 

精油の購入ポイントとしては下記の内容が書かれているものが良いです。

1ブランド名 2品名(植物名) 3学名 4抽出部位 

5抽出方法 6原産国 7内容量 8販売元または輸入元

あと遮光瓶に入っているかどうかも大切な購入ポイントとなります。

 

個人的なオススメブランドは生活の木(少量から楽しめる)、

無印良品精油も手に入り易くオススメです。

 

また精油を扱うにあたり、

AEAJ(公益社団法人アロマ環境協会)では下記を注意点として挙げています。

 

・原液を皮膚につけない

原液では刺激が強い為、希釈して使用します。

希釈方法や何で希釈するかはまた後日の記事にて…

もし原液が皮膚についてしまったらすぐに大量の流水で洗い流し、

その後皮膚に異常がみられ

た場合は受診するようにして下さい。

 

精油を扱っていて手に原液つく事多いんですよね。

ドロッパー(精油の瓶の口)から思った以上にボタボタしちゃった時とかに…

ガイドライン通り、しっかり流すようにしていますが今の所特に荒れてしまうなどの問題は起きた事ありません。

私は、皮膚があまり強い方ではないですが今の所無事です。

最近は手についても問題ないように使い捨て手袋を使用する事もあります。

大袈裟かもしれませんが事前に対策する事は良いと思います。(と言いつつブレンド中にいちいち手を洗いに行くのが面倒なだけ)

 

精油を飲用しない

AEAJでは、希釈したものであっても精油を飲む事、うがいに使用することをすすめていません。

精油を誤って飲んでしまった場合、口に残っている場合、大量の水で口をすすぎます。

子供などが飲み込んでしまった場合は無理に吐かせず、すぐに受診してください。

その場合、誤飲した精油を持参するか、どの精油をどのくらい飲んでしまったかメモして持っていくように。

 

他国ですとアロマセラピーと言って治療の一環で使用し、飲用を勧めている国もあります。

日本は違いますのでご注意を…

 

精油を目に入れない

目は皮膚より敏感な部位である為、さらに注意が必要です。

精油がついた手で目をこすらないように注意して下さい。

また精油が目に入った場合は、他の時同様、大量の水で洗い流して下さい。

すみやかに受診するようにして下さい。

 

以前、別の方で手に精油がついたことに気付かずに目をこすってしまい

目の周りが腫れてしまった話を聞いた事があります。

ご注意下さい。

 

・火気に注意する

キッチンなどの火を扱う場所で精油や、精油を用いて作成したものを使用する場合は注意が必要です。

 

公式サイトからそのまま抜粋させて頂きました。

精油自体、油という訳ではありませんが(油脂とは別の物質から出来ている為)やはり火気には注意が必要です。

以前通っていたスクールで先生から聞いた話ですが、トリートメントで使用したタオルを乾燥機に掛けたら発火した話を聞いて驚きました。

湯煎で作成するクラフト法もありますのでその時は特に注意が必要かと思います。

 

あと子供やペットの誤飲を防ぐ為、扱いには注意して下さい。

 

注意事項ばかりすらすらと並べてしまいましたが、

手や目、肌に付かないように注意しながら扱って頂ければと思います。

 

凄く真面目な話になってしまいましたが精油の説明と注意事項でした。

次回はアロマテラピーの活用術をいくつか紹介していきたいと思います。

アロマテラピーとは…

こんにちは。

アロマハンドセラピストのMamiです。

よく趣味としてアロマテラピーの話をするとどういったものか聞かれる事が多いです。

なので今回はアロマテラピーについてお話したいと思います。

 

普段の生活で香りを感じる事があるかと思います。

花の香り、雨の匂い、食事の美味しそうな香り…

そういった香りに気持ちが影響される事はありませんか?

心が穏やかになったり、お腹が空いたり…

香りは常に脳に働きかけています。

香りと脳についてはまた後日書いていけたらと思います。

 

アロマテラピーとは植物から抽出した香り成分である「精油エッセンシャルオイル)」を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、

健康や美容に役立てていく自然療法の事です。(AEAJ公式サイトより抜粋)

 

科学的根拠がない為、薬のように○○に効くとは言えません。

ですが、精油は種類によってそれぞれの作用があり心と体に影響します。

また日々、様々な研究がされ、現在でもどんどん新しい論文が発表されており、

そこもまた魅力の一つだと思います。

 

先日、友人にアロマテラピーについて聞かれた際に

「例えば紅茶の香りでほっと落ち着いたりするのもアロマなの?」と聞かれた事がありましたが、

個人的にそれもアロマの力なんじゃないかな?と思います。

あくまでも個人的な感想ですけど。

 

日常生活の中で少し香りに意識してみてください。

きっと知らない間に気持ちに影響が出ていると思います。

 

特に今の時期はキンモクセイの時期ですので凄くオススメです。

歩いていて香ってくると幸せな気持ちになります^^

初めました!

タイトルは初めましてと始めましたを掛け合わせて…

こんにちは。

AEAJ認定アロマハンドセラピストのMamiです。

アロマテラピーについて沢山の方に知ってもらいたいなと思いこの度ブログを始める事にしました。

思い立って行動するまでに何年かかったことやら…

まだまだ勉強中の身ですが、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

 

元々アロマテラピーに興味はありましたが引っ越しした当時、ハムスターを飼っておりハムスターは嗅覚に敏感なので勉強どころか香らせる事も出来ませんでした。

その後、ハムスターが亡くなり数年経ち、大切な人の為に何かできる事がないかと考えた時にふとアロマテラピーの事を思い出しその人の為にも自分の為にもなるし勉強してみようと始めたのがきっかけです。

始めはアロマテラピー検定1級を受け検定の勉強の楽しさ、アロマの奥深い世界にハマってしまいこの数年中にアロマの資格を色々と取得し、気付けは来年春にアロマテラピーインストラクターの受験をする所まで来ていました。(笑)

 

よく趣味でアロマテラピーの話題をすると「アロマテラピーとは何ぞや?」と聞かれる事が多いので需要がまだまだ低いのかなと思いこの場でそういった事も紹介していけたらと良いなと思っております。

 

更新は不定期ですが、よろしくお願い致します。