精油について…(選び方と注意事項)
こんにちは。
アロマハンドセラピストのMamiです。
今回は、前回の記事で出てきた精油について紹介していこうと思います。
精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の花や葉、果皮、樹脂などから抽出したエッセンスの事を言います。
自然のものだからそこまで影響ないでしょと思う方も多いと思いますが、
このエッセンス、植物の力がとても凝縮されておりパワフルなのです。
精油を購入する際に注意すべき事があるのでお伝えしたいと思います。
水溶性のエッセンシャルオイルをいうものがあります。
こちらは精油と違い水に溶けるように界面活性剤などが混ざっています。
ここで説明している精油は水溶性ではなく純度100%のエッセンシャルオイルの事です。
精油の購入ポイントとしては下記の内容が書かれているものが良いです。
1ブランド名 2品名(植物名) 3学名 4抽出部位
5抽出方法 6原産国 7内容量 8販売元または輸入元
あと遮光瓶に入っているかどうかも大切な購入ポイントとなります。
個人的なオススメブランドは生活の木(少量から楽しめる)、
また精油を扱うにあたり、
AEAJ(公益社団法人アロマ環境協会)では下記を注意点として挙げています。
・原液を皮膚につけない
原液では刺激が強い為、希釈して使用します。
希釈方法や何で希釈するかはまた後日の記事にて…
もし原液が皮膚についてしまったらすぐに大量の流水で洗い流し、
その後皮膚に異常がみられ
た場合は受診するようにして下さい。
精油を扱っていて手に原液つく事多いんですよね。
ドロッパー(精油の瓶の口)から思った以上にボタボタしちゃった時とかに…
ガイドライン通り、しっかり流すようにしていますが今の所特に荒れてしまうなどの問題は起きた事ありません。
私は、皮膚があまり強い方ではないですが今の所無事です。
最近は手についても問題ないように使い捨て手袋を使用する事もあります。
大袈裟かもしれませんが事前に対策する事は良いと思います。(と言いつつブレンド中にいちいち手を洗いに行くのが面倒なだけ)
・精油を飲用しない
AEAJでは、希釈したものであっても精油を飲む事、うがいに使用することをすすめていません。
精油を誤って飲んでしまった場合、口に残っている場合、大量の水で口をすすぎます。
子供などが飲み込んでしまった場合は無理に吐かせず、すぐに受診してください。
その場合、誤飲した精油を持参するか、どの精油をどのくらい飲んでしまったかメモして持っていくように。
他国ですとアロマセラピーと言って治療の一環で使用し、飲用を勧めている国もあります。
日本は違いますのでご注意を…
・精油を目に入れない
目は皮膚より敏感な部位である為、さらに注意が必要です。
精油がついた手で目をこすらないように注意して下さい。
また精油が目に入った場合は、他の時同様、大量の水で洗い流して下さい。
すみやかに受診するようにして下さい。
以前、別の方で手に精油がついたことに気付かずに目をこすってしまい
目の周りが腫れてしまった話を聞いた事があります。
ご注意下さい。
・火気に注意する
キッチンなどの火を扱う場所で精油や、精油を用いて作成したものを使用する場合は注意が必要です。
公式サイトからそのまま抜粋させて頂きました。
精油自体、油という訳ではありませんが(油脂とは別の物質から出来ている為)やはり火気には注意が必要です。
以前通っていたスクールで先生から聞いた話ですが、トリートメントで使用したタオルを乾燥機に掛けたら発火した話を聞いて驚きました。
湯煎で作成するクラフト法もありますのでその時は特に注意が必要かと思います。
あと子供やペットの誤飲を防ぐ為、扱いには注意して下さい。
注意事項ばかりすらすらと並べてしまいましたが、
手や目、肌に付かないように注意しながら扱って頂ければと思います。
凄く真面目な話になってしまいましたが精油の説明と注意事項でした。
次回はアロマテラピーの活用術をいくつか紹介していきたいと思います。